画材の色名事典(紫系統・その55)
2017 / 12 / 14 ( Thu )
神戸ヒメアジサイ
こうべヒメアジサイ(神戸ヒメアジサイ)
Kobe INK物語No.57(SL/NS)
神戸市の花はアジサイ(紫陽花)。
数多くの品種があり、咲いている途中で次々と花色(実際はガクの色)を変えていく事で知られますが、Kobe INK物語にはその中でも特に美しいとされるヒメアジサイの色が選ばれました。
これはガクアジサイの一種で、牧野富太郎氏が名付け親です。
大きな手まり咲きになるのでアジサイと似ていますが、葉が薄い上に光沢がありません。
また、寒さにも乾燥にも弱いので注意。
そのヒメアジサイの如く、インクは書き始めは青く、次第に明るい赤紫色に近づく不思議な色です。

六甲シチダンカ
ろっこうシチダンカ(六甲シチダンカ)
Kobe INK物語No,56(NS/SL)
シチダンカ(七段花)はアジサイ(ユキノシタ)科アジサイ属の落葉低木。
ヤマアジサイ(山紫陽花)の変種で、がく片が七段に重なる事が名前の由来です。
また、そのがく片が重なって星形に見えるのが最大の特徴です。
花色は始め淡青色ですが、その後薄紅、濃紫、藍色等に変化する傾向にあります。
江戸時代に栽培され、シーボルトの「日本植物誌」にも紹介されましたがその後姿を消してしまい、長らく『幻の花』と呼ばれていました。
ところが約130年経った1959年、六甲山小学校の職員が六甲ケーブル沿線に見慣れない植物を発見、専門家に調べてもらった所、自生していたシチダンカと判明したそうです。
こうしてシチダンカは品種保護を兼ねて神戸市立森林植物園で栽培され、六甲山の特産となりました。
一方で、森林植物園は六甲山小学校と共同で株を増やし、国内に広める事に成功したのです。
色名は、この六甲山原産(と、なっています)のシチダンカの花(もとい、がく)の色をイメージ。
これも鮮やかな青紫から明紫色に変化します。





FC2 ブログランキング 週刊ブログ王 人気ブログランキング
神戸ヒメアジサイ追記:
追加参照サイト:「小さな園芸館」より「アジサイ(紫陽花)」
        「アジサイの分類 (ユキノシタ科アジサイ属) 」
         NAGASAWA 梅田茶屋町店(Twitter)


六甲シチダンカ追記:
参考文献(サイト)
「神戸市立森林植物園」
「神戸市立森林植物園あじさい情報センター」
「みんなの花図鑑」

テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術

19 : 49 : 41 | 画材の色名事典(紫系統) | トラックバック(0) | page top↑
トラックバック
トラックバックURL
https://seta325.blog.fc2.com/tb.php/1613-57364403
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |