画材の色名事典(オレンジ系統・その42)
2018 / 01 / 17 ( Wed )
東遊園地トーチオレンジ
ひがしゆうえんちトーチオレンジ(東遊園地トーチオレンジ)
Kobe INK物語No.63(SN)
東遊園地は、神戸市中央区加納町6丁目にある公園。
各線の三宮(三ノ宮)駅からすぐ近く、神戸市役所の南、フラワーロードの西に位置します。
1868年に外国人居留遊園の名称で開園、1922年に旧居留地の東に位置する事から今の名称になりました。
ちなみにこの「遊園地」、今の「公園」と同じ意味で用いられています。
元々は居留地に暮らす外国人専用の運動公園で、野球、ラグビー、サッカー、ボウリングなどのスポーツは、ここから日本に広まったのです。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災では、三宮周辺も壊滅的な被害を受け、東遊園地も何とか生き延びた人々の避難地となりました。
その年の12月、慰霊と鎮魂、復興と再生を願う神戸ルミナリエが始まると、東遊園地はゴール地点になりました。
1999年に、1月17日早朝竹灯籠の中の再生ろうそくを灯し黙祷と鎮魂の祈りを捧げる「1.17の集い」が始まりました。
加納町ミッドナイト色の空に赤橙の灯火で1.17の文字が浮かび上がる様子は、現在もテレビを通じ全国に伝えられています。
翌2000年、「慰霊と復興のモニュメント」と「希望の灯り」が完成しました。
東遊園地内で特殊ガラスに守られ灯り続ける灯火は時に分灯され、全国に渡ります。
この「希望の灯り」の灯火の色が、Kobe INK物語発売10周年キャンペーン「あなたと創る神戸色」の応募作の中から選ばれました。
この力強く暖かな赤橙は、復興への希望だけではなく、震災の記憶を風化させてはいけないと言う強い願いが込められている様です。



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東遊園地トーチオレンジ追記:
追加参照サイト:
東遊園地ー神戸のまちと人をつなぐ公園

阪神・淡路大震災の後、新潟県中越地震を始め、東日本大震災、長野地震、そして熊本地震など地震が次々発生しました。
皮肉にも、これらが震災を知らない世代にも日本は地震大国である事を実感させ、人々に未来の為にも震災の記憶を風化させてはならないと言う気運を高めたのです。

現在、東遊園地は阪神・淡路大震災を記憶し、犠牲者を慰霊するだけでなく、各地の震災被災者との情報交換や交流の場所にもなりつつあります。
また、震災について関心を持つ外国人観光客も訪れる様になっています。

震災を語るにおいて、神戸市役所にも近い東遊園地は重要な拠点の一つになったのです。

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